かかとに痛みが現れる障害のひとつに、身体の中で最も大きい腱のアキレス腱が炎症を起こしてしまうものがあります。
アキレス腱炎は徐々に痛さが増していく傾向にあって、はじめの段階では炎症が起こっていることに気がつかない場合が大半です。
アキレス腱炎は比較的頻繁に発症するものなので、歩き始めには常にかかとが痛いと感じるとか、座った状態から立つ瞬間に痛くなる、運動を開始するときに痛くなるといった時には、アキレス腱炎の可能性を考える必要があります。
かかとの5㎝くらい上の場所でアキレス腱が腫れて痛みがあらわれる事をアキレス腱周囲炎といいます。
ジャンプする動作の多い競技(体操、バスケット、バレーボールなど)やランニングでの発症が多く、運動を開始する時に症状があらわれるが、運動をしている間は痛くなくなり、運動が終わった後にまた痛くなってしまうというのが特徴です。
アキレス腱のついている場所のちょっと上あたりに腫れがあって、両横から押すと痛みがあるという場合はアキレス腱包炎といいます。
アキレス腱炎になってしまった場合には炎症を抑えて緩和することが大切になりますので、消炎鎮痛剤を使用して炎症とかかとの痛みを和らげるようにしましょう。